求職者支援訓練を活用して主婦が無料で資格を取るには？
給付金をもらいながら資格取得を取得することができるのが、求職者支援制度になります。無料で資格を取得できることから主婦の人からの人気も高いのですが、実はクリアすべき条件があるので十分に確認が必要です。
求職者支援訓練を活用して主婦が無料で資格を取る方法
求職者支援訓練を利用するのであれば、特定求職者である必要があるので注意してください。
特定求職者として認められるためには、4つの条件をクリアしていなければいけません。
ハローワークに求職の申込みをしていること、雇用保険の被保険者もしくは雇用保険の受給者でないこと、労働をする意志と能力があること、職業訓練などの支援を受ける必要があると認められることの4点です。
主婦の人でも専業をしていたのであれば、比較的に特定求職者になることは難しくありません。
ただ、パートなどで働いている場合にネックとなるのが雇用保険の問題です。
在職中に雇用保険に加入していなければ問題ありませんが、加入していた場合は注意してください。ただ、雇用保険の給付金を受給していたとしても支給終了となっている場合は大丈夫です。
主婦の人が注意したいポイントがもう1つあります。それは短時間就労や短期就労をのみを目的としているケースです。
職業訓練で資格を取得したものの、結果的に仕事が見つからずやむを得ずにアルバイトやパートタイムとして就職をしたという場合は問題ありません。
しかし、最初からフルタイムではなく、短時間や短期間でしか働けないというケースでは特定求職者として認められないのです。
子育てが忙しい主婦の人ですと、どうしてもフルタイムで働くのは難しいケースが多くあります。ですので、特定求職者として求職者支援訓練を活用するのであれば、フルタイムで働ける環境が整ってからが良いでしょう。
条件をクリアしていると分かった場合には、ハローワークで申し込みをしてください。誰でも良いという制度ではないので審査はありますが、問題がクリアできていれば大丈夫です。
年齢的な制限などはありませんので、年配の人であっても心配する必要はありません。ただ、老齢年金を受給している場合ですと、特定求職者として認められないのでその点は注意しておきましょう。
求職者支援訓練を活用するには特定求職者として認められる必要があります。主婦がこの制度を利用するポイントとしては、雇用保険の問題と就労時間についてしっかりと考慮しておくと良いでしょう。
フルタイムで働くことができなければ、求職者支援訓練を利用することができないということも覚えておきましょう。
