主婦が心理カウンセラーとして働くには?


心理カウンセラーとして働きたいと考える主婦の人も多くいます。ただ20代や30代であればチャンスがあっても、40代以降ともなると難しいと思ってしまう人も少なくありません。
実は心理カウンセラーは年齢がいくつでもなることができるのです。

主婦が心理カウンセラーとして働くためには

主婦が心理カウンセラーとして働くにはどうすれば良いのかですが、大きくは2通りの方法があります。
1つは医療機関や介護施設、もしくは企業などに心理カウンセラーとして就職をして働くパターンです。もう1つは開業をして心理カウンセラーとして働くという方法があります。
先に後者のパターンからお伝えしますと、実は現時点で心理カウンセラーになるために必須の資格はありません。
必須となる資格がないので、特に何も取得をせずとも開業することができるのです。つまり心理カウンセラーとして働きたいのなら、自身の肩書を用意すればそれで良いという話になります。
ただ開業をしただけですぐにクライアントが集まるわけではありませんので、実力の証明としても、やはり資格はなにかしら取得しておくべきです。

次に施設や企業などに就職をするパターンですが、こちらの場合は臨床心理士の資格が条件となることがほとんどです。
臨床心理士とは心理系の資格の中では最高峰に位置するものであり、受験資格を満たすためには心理系の大学院を卒業する必要があります。既に大卒の資格を得ている人ですと、改めて大学院に入学しなければいけません。
難易度としても高く、取得するまでには時間とお金が多く必要になります。ちなみに高卒で主婦になったという人ですと、取得までにかかる期間が最短でも7年、費用としては300万円以上かかってしまうので注意してください。
それだけの資格だけに臨床心理士への信用度や知名度は高く、企業や施設で心理カウンセラーとして就職をするのなら、ほぼ必須で必要となってきます。
また臨床心理士の資格を取得していても、心理職そのものの雇用数がまだまだ少ないのが現状ですので、就職するための倍率が高くなっているのも現状です。

ちなみに民間のカウンセラー養成機関を利用するのも1つの方法で、多くの場合、卒業をすることで資格が取得できます。
また、通信講座などで取得できる心理カウンセラー系の資格を取得することで、非常勤のカウンセラーとして働くこともできます。
他にも行政などが行っている心の相談員としての仕事に就くことができるので、資格を取得しておいたほうが就職はスムーズでしょう。相談員の場合はアルバイトとしての形になりますので、主婦の人にとっても働きやすいはずです。

主婦が心理カウンセラーとして働くことも珍しくはありません。
臨床心理士の資格が取得できれば良いのですが、取得までの費用や期間も含めて難関な資格ですので、チャレンジする前にしっかりと確認しておくべきです。
民間団体の資格は沢山ありますので、自分自身がどのように働きたいのかを考えて取得していくと良いでしょう。


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